「ダメ人間こそが最強」説

「ダメ人間こそが最強」説

以前の私(というか、つい半年前までの私)は完璧主義者で、「社会的に認められた生き方」「正しい生き方」を追いかけて生きていました。

過去の私

・会社から与えられた仕事を毎日して、毎月お給料をもらうことこそが社会人の正義。

・社会人になっても、するべき勉強(したい勉強ではない)をして、自分を高める努力を怠らない自分こそが最高。

・責任を与えられるのは信頼の証。全力でその期待に応えなくてはならない。

でも、休職して毎日好きなことだけする生活をしているうちに、それって実は、私の生まれ持った性質とは正反対の思考だと気づいてしまった!!!!

休職中は毎日が休みで時間はあるので、本を読んだり自己分析をしたり心理学のワークショップに参加したりと気ままに過ごしていたのだけど、その中で、本来の私は「人にも場所にも縛られず、自由に心の赴くままに自分の好きなことをして過ごせることに喜びを感じるタイプ」だったのだと気づいてしまったのだ!!!

がーん!!!

親や社会からの教育や刷り込みにより、自分が本来どんな人間かも分からなくなっていた私は、自分とは正反対の人物になろうとずっと頑張ってきていたのです。

そりゃ疲れるよね。

そのことにやっと気づいた私。

まあもともと「自分なんてダメ人間だよなあ〜」と薄々気づいていたし、休職することに対する罪悪感とかも全くなかったんですけどね。

そこにプラスして本来の自分の性質が分かったことで「ちゃんとしようと思わない」「自分に期待しない」「自分がすごいとか1ミリも思わない」思考が強化され、「ダメ人間として生きる」心構えが完成されてきました

「ダメ人間」思考は最強なんです。

「私はどうせ社会不適合者のダメ人間」と諦めていたら、会社を休もうが、休職中でお金ないのにスイートルームに泊まって無駄遣いしようが、何も思いません。

夜8時間以上寝たのにも関わらず、昼寝までしたからといって「一日中寝てただけじゃん」などと自分を責めたりしません。「よく寝た〜」と思うだけ。

ブログ書いて誰も見てくれなかったとしても、「そういうもん」で終わり。

むしろ、

「仕事せずに一日好きなことだけできてラッキー!」

「仕事してないニートなのに旅行に来れた上に豪華な部屋にまで泊まれて最高!」

「好きなだけ寝れてハッピー!」

「明日も仕事しなくてよくて幸せ!」

と能天気に考えることができる。

ダメ人間は自分に計画性も才能もないことが分かっているので、何かを始めてもどうせうまくいかないだろうと思ってます。

だから気楽に挑戦できるし、思いついたことをなんでも実行してみる

結果が伴わなくても何も気にならない。落ち込まない

意外とうまくいったりしたらめちゃくちゃうれしくなる。

感謝の気持ちが生まれる。

反省とか後悔とかに無駄な時間を溶かさなくて済む。

ダメだったら「また別のことすっか!」と気軽に他のことを始めることができる。

どうですか、「ダメ人間思考」って最強じゃないですか????!!!

私はこの先会社に戻っても、仕事で責任のある立場は避けて過ごすつもり。

だってダメ人間ですもん。

責任ある仕事なんかしたら荷が重すぎて体調崩しちゃいますし、会社より自分が世界一大事ですもん。

(つか、ほんとは会社に属したくなーい)