仕事を休職したと書いたけど、休職直前まで全力で仕事をしていたわけではありません!(威張るな)
(仕事のクオリティは下げずに)手を抜く努力をめっちゃしていました。だって仕事よりも自分ファーストじゃないですか!!!
私が倒れたって仕事が私の子供の面倒や、私の老後の面倒見てくれるわけじゃないし。
すり減らないためにも、どれだけ手を抜けるかが大事だと考えていました。(この話したら彼氏にはめっちゃ眉をひそめられました。笑)
とはいえ、実は元々は仕事をめちゃくちゃ真剣に考えていたんです。
仕事にどれだけコミットするか、私が会社の仕事をどれだけ熱心にやっているか経営者に知ってもらうことも重要だとすら考えていたのです!(今考えると完全にオカシイ)
だから、業務時間外にもメールチェックしたり、仕事が終わらなければ休日も作業をしたり、会社の業務を担ってくれるパートさんを増やしたいと社長が言っているのを聞けば、人を探して採用に繋げたり(無料で!)、会社外でそういう人に会って話を聞いたりしていました。(完全に頭オカシイ、イカれている)
今考えると、私の中に「人を喜ばせなくてはいけない」という強迫観念めいた信念があったと思います。
(このあたりの話もしたいのですが、掘り下げるとまた長くなるので、その辺りについてはまた別の記事で書いてみたいと思います!)
でも、なんかそういうのに疲れたんですよね。
は?意味なくない?てか、利用されてね?って思うきっかけがあり。
別にそこまでする必要ない。この会社は私の会社でもないし、私が熱心に働くのを辞めたところで、何も変わらない。
仮にそれで支障が出たとしても、それをどうするか考えるのは経営者の仕事であって、私の仕事ではない。ということに気づきました。
そこからは、会社の仕事の色々なものから距離を置くようになりました。
無料の採用ボランティアも完全にやめ、時間外にメールチェックしたり仕事の対応したりするのをやめ、仕事が暇な時にもパソコンにかじりつくのをやめ、業務が詰まっていなければ仕事の合間に夜ご飯の下ごしらえしたり(リモートだったからね!)、気晴らしにオンラインゲームしたりするようになりました。
もちろん仕事のクオリティは下げられないので、やるべきところはきちっとやらないといけません。
でも、それまではどうでもいいことにも力を入れていたんですよね。
私がこのように仕事と距離を取ろう・・と考えたのは実は初めてではありませんでした。
会社員になる前のフリーランス時代にも「一所懸命に仕事をしすぎて体を壊した過去」があります。
フリーランスで仕事をしていた頃、朝から夜中まで、時には徹夜をしてまで仕事を仕上げていました。その時の自分は「朝から晩まで一心不乱に仕事をすること」が善だと思い込んでいたからです。
そんな日々を続けていた夏のある日、「お腹が痛痒いな・・・?」と思い、薬を塗ってみるも治らず。病院に行ったところ「帯状疱疹」と診断されました。
そこで初めて「自分は無理をしていた」ということに気づいたんですね。
そして、無理をして仕事をするって持続可能じゃない、サステナブルじゃない!
長く続けるなら続けるなりに、ペースや仕事との距離の取り方を考えなきゃいけない!と気づきました。
そこからは、
「仕事をするのは朝の9時から18時まで」
「夜ご飯の後は仕事はしない」
「土日は休日と決め、仕事をしない」
などの自分なりのルールを決め、24時間常に仕事に追われているような生活を改めました。
そして、そこからは仕事で体を壊すことはなくなりました。
とはいえ、そんな過去がありつつ、会社員になってからも同じようなことを繰り返してしまっていたわけですが・・
一番大切なのは、自分を大事にすることだと思います!
自分を乱暴に扱って壊れてしまったら、何もできなくなってしまいます。
やる気がない自分を責めたり、もっとコミットしなきゃって思い込む必要はありません。
罪悪感は時間の無駄!
割り切ってやろう。
気楽に生きよう。
楽しいことをもっとしよう。
そのために仕事の手を抜こう。
人生は自分を喜ばせるためにあります。